異国情緒あふれる空間で、トルコ旅気分を!
オーナーのトルコ愛が伝わり、本格的現地料理が味わえる「やかもずキッチン」

その他工芸

私が何か一つやり遂げたとき、もしくは少しヘトヘトになってエネルギーチャージしたいとき。自分へのご褒美をあげたくなると訪れるお気に入りのお店をご紹介します。

島根大学から川津インター方面へ車で5分。住宅街の中にこっそりとその隠れ家は現れます。一見すると普通の日本住宅で、どこから見てもトルコ料理屋さんには見えない外観。ところが一歩入るとそこは異空間!急に松江を飛び出し旅先に来てしまったかのようです。

見落としてしまいそうな看板。ここで合っていますよね、と思いながら中へ入ります。

「やかもずキッチン」の店内。

まあなんということでしょう。

こんな異空間が広がっているとは驚きですよね。この美しい布は、トルコの伝統的な織物「キリム」。「やかもずキッチン」さんでは月に一度、キリムのグループレッスンもされているそうで、そちらも気になります!(詳細はお店へご確認ください。)

ランチのミニコース2種類のうち、この日はチキンがメインのコース(2200円)を注文しました。
ランチはチキンまたはビーフのどちらか選ぶことができます。

前菜5種のお料理。見た目も素敵でテンションが上がります。

トルコ料理は、世界三大料理のひとつとも言われており、ヨーロッパとアジアの境目に位置するトルコならではの豊かな食文化が発展してきました。中央アジアの食文化である羊を中心とした肉料理や、黒海や海の近くでは海産物もあり、ヨーグルトやナッツ類やオリーブオイルもよく使われていることも特徴です。

コースの前菜は5種類。細長い揚げ物のシボラボレイ(葉巻の揚げ物)ヨーグルトを使ったサラダなど。

思わず歓声が上がる、異国情緒あふれる器とお料理です。

バターを溶かした赤レンズ豆のスープ。とろりとした食感ですが、レモンを垂らすと爽やかさが増し、さっぱりとおいしくいただきました。

ざくろのソースをかけたサラダ。甘酸っぱさが野菜のうまみを引き立てます。

メインであるこちらの料理は、ヒュンケル・ベーエンディ「皇帝のお気に入り」という意味だそう。トルコの発酵食材“サルチャ”を使ったソースとナスのベシャメルソースの2種類の味が楽しめます。柔らかいチキンとクリーミーなナスのソースが絶品です。

やかもずキッチンのオーナー、坂本さん。話しかけやすくてチャーミングな方です。

オーナーは10年以上トルコに住み飲食店を経営されていました。美味しいランチをいただきながら、地元松江に戻られてお店をされている思いやこだわりをお聞きしました。

オーナーはトルコに滞在中、日本食レストランをされていましたが、松江に帰ってきてからは、地元にトルコ文化の魅力を広めるためにトルコ料理のお店をオープンされたそうです。

やかもず「YAKAMOZ」というのは、トルコ語で、「月明りに照らされて、海の水面がキラキラと光っている様子」を指す言葉だそうです。オーナー自身がトルコでYAKAMOZというお店の名前を目にされたことがあり、素敵だと思っていたことから店名につけられたそうです。幻想的ですね。

また、オーナーのお料理名や説明の端々にこぼれるトルコ語もとても魅力的です。オーナー曰く、「トルコ語は日本語と語順が一緒なので、時々混ぜて話してしまって自分でもそれに気づいてない時もあります(笑)」

デザートやチャイの器も可愛らしいですね。

味だけでなく見た目にも気を配られており、来られた方に「トルコ旅に来たような気分を味わってもらいたい」というおもてなしの心を感じます。実際にトルコ旅行に行ったとしても、家庭料理を食べる機会はなかなかないですが、「家庭料理こそ味わってもらい、トルコの魅力をもっと知ってもらいたい」とオーナーは語ります。「世界3大料理」とも言われるトルコ料理の真髄は家庭の味にあるのかもしれません。

異国情緒あふれるお料理やかわいい器との出会いなど、現地の文化と出会ったときに感じるトキメキを求めて人は旅に出るのではないでしょうか。

ぜひこれを読まれたあなたもやかもずキッチンで非日常な旅気分を味わってみませんか。

【やかもずキッチン】

所在地:〒690-0823 松江市西川津町787-38
電話番号:080-1153-1841

営業時間:予約制のため、お問い合わせください。
定休日:不定休(完全予約制)
駐車場:あり(約4台)
インスタグラム:https://www.instagram.com/yakamoz.kitchen/

御予約は、電話またはSNSメッセージにて。
御予約される際の参考:人数は2名様~12様ぐらいまで。
 ランチ:ミニコースお1人様2200円(税込)または3000円
 ディナー:コースお1人様3500円~

まつもとともこ

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岐阜県出身、7年前に東京からIターンで松江へ。現在は県内出身の夫と2人の娘と暮らす。この地に暮らす人々の暮らしや記憶を記録する「聞き書き」の活動を大学生と共...

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